【定年後】再就職をするためのハローワーク活用術
60歳定年後の再就職に向けて、ハローワークの活用方法について紹介したいと思います。
この記事を読んで欲しい人
- 60歳定年間近で再就職を検討している人
- これまでハローワークに行ったことがない人
- 60歳以降も働きたい人
目次
ハローワークってどんなとこ?
ハローワークの業務内容
業務 |
内容 |
職業紹介 |
・職業相談 ・求人開拓 ・職業訓練の受講斡旋 |
雇用保険/求職者支援 |
・失業認定・給付 ・給付制限 ・不正受給に関する返還・納付命令等の処分 ・職業訓練受講給付金の支払い等 |
雇用対策 |
・障害者の雇用率達成指導 ・雇用維持に係る支援・指導 ・求職者に対する住宅・生活支援等 |
職業紹介事業
- 求職者に就職や転職についての相談・指導を行い、適性や希望にあった職場への職業紹介をします。
- 職業訓練の受講斡旋を行なっています。
雇用保険手続き
- 離職者の雇用保険の受給手続きができます。
- 雇用主には雇用保険、雇用に関する国の助成金・補助金の申請窓口業務や求人の受理などのサービスを提供します。
定年後の求人にはどんな仕事があるの?
ハローワークインターネットサービスで全国の求人で60歳以上でも働ける可能性のある求人を検索してみました。
1位介護・福祉
介護施設などで働く仕事です。介護福祉士など資格が必要な仕事ですが、資格がなくても介護補助の仕事や送迎などのドライバーなどの求人があります。高齢化が進む中、慢性的人手不足の業界なので60歳を過ぎても長く勤められる業界です。
2位清掃・軽作業
清掃はビル、マンション、ホテルなどの清掃からハウスクリーニングなどがあります。
軽作業は小売店の商品陳列や倉庫内の作業、工場内の梱包などシニア向きの簡単なお仕事です。
3位接客・調理
食堂の調理補助、飲食店の接客などです。
4位警備・施設管理
道路や施設の警備、マンションなどの管理人の仕事です。
5位運輸・配達
タクシーやトラックのドライバーは免許が入りますが、普通免許があれば小荷物の配達などの求人があります。
定年後の仕事の探し方
仕事の探し方を紹介します。
相談窓口で探してもらう
お近くのハローワークに行き窓口で相談員に希望を伝え探してもらう方法です。
まず、受付で「初めて仕事を探しにきたので窓口での相談をしたい」と伝えます。
そうすると、求職申込書の用紙を渡され名前や住所、希望職種、これまでの経歴など記入します。
パソコンやスマホでも入力ができます。
受付で用紙を渡せば、事前に相談員が登録を行います。
それから相談窓口に案内されますので、自分の希望を相談員に伝えれば、探してくれます。
ハローワークインターネットサービスで探す
自宅のパソコンやスマホで探す方法です。
自分で求職の登録をする
インターネットで求職申込登録ができます。
ここから求職者マイページアカウント登録を行うことができます。
60歳以上求人検索方法
1、求職登録済みの人は求職番号を入力します。
求職番号を入力しないと会社名がなどの情報が見れない求人がありますので、必ず入力してください。
2、年齢は入力しない。
基本検索条件の年齢は入力不要です。年齢を入力すると60歳以上応募可の求人が出てこない求人があります。
3、希望地域、希望職種を選択します。
4、フリーワード検索で「60歳以上」と入力します。
5、「検索」を クリック
応募の流れ
応募の流れ
- ハローワークの相談員に希望の求人票を持ち込むか、求人番号を伝える。
- 相談員が求人内容を確認し、応募する会社に連絡し応募する。
- 紹介状を発行してもらい、紹介状を受け取る。
- 紹介状と履歴書を応募する会社に郵送で送るか、面接の時に持参する。(求人票に記載されています。)
雇用保険の手続きについて
雇用保険に加入している人であればハローワークで失業給付の手続きができます。
まずは離職票を持っていく
会社を辞めたら、数日後会社から離職票1と離職票2の書類が自宅に届きます。
それをもってハローワークに行き失業給付の手続きをしましょう。
受給中の活動についてはハローワークで説明がありますので、それに則って活動をしていけば給付されます。
受給期間や金額は個人ごとに違いますのでハローワークで確認してください。
初めての場合わからないことが多いので都度ハローワークで確認すれば大丈夫です。
まとめ
定年後再就職をお考えの人に向け、ハローワーク活用方法をまとめました。
少しでもお役に立てれば幸いです。