【徹底解説】新社会人向け/人生の中でのリスクと保険の種類と入り方
皆さんはこれまで、扶養家族として守られていましたが、社会人となると
いろんな問題を自分で解決していかなければなりません。
その問題で被った被害を補償をする手段として保険があります。
保険について整理し、どのように付き合っていくかまとめてみました。
目次
人生の中での様々なリスク
未来は予測できません。今回のコロナ問題でもこれだけのことが起きると誰が予想したでしょうか。
病気、交通事故、怪我、火事、地震、洪水、失業などいろんなことが降りかかることがあります。また、不幸なことに死に至ることもあります。
そういった生活する上で避けることのできないリスクに備えるためにリスクマネジメントが行われます。
リスクマネジメントの手順
1、リスクの確認
どういったリスクがあるのか
2、リスクの測定
どのくらいのリスクなのか
3、リスクへの対応
どう対応するのか
4、実行・見直し
このうち、3、リスクへの対応には次のようなリスクの処理技術があります。
リスクを避けたり減らしたりする技術
リスクの発生頻度や損害を軽減させること
(例)地震に備えて住宅を耐震構造にする。
リスクの規模を軽減させること
(例)火災に備えて消化器を設置する。
リスクが発生した場合に備える資金対策の技術
リスクを保険会社に引き受けてもらう
(例)地震に備え、地震保険に加入する。
主な保険の種類
1、生命保険
死亡保険 被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われる
終身保険など
生存保険 被保険者が生存していた場合に保険金が支払われる
個人年金保険、貯蓄保険など
生死混合保険 死亡保険と生存保険を組み合わせた保険
養老保険など
2、損害保険
火災保険(地震保険など含む)
自動車保険
傷害保険
個人賠償責任保険
3、第三分野の保険
医療保険
介護補償保険
がん保険
所得補償保険
私の体験談
加入保険 生命保険 (死亡時5000万円) 医療保険 自動車保険 傷害保険 火災保険
60歳までの支払い総額
2万2千円/月×12ヶ月×37年=1000万円
2020年4月60歳時解約返金 100万円
幸いにも、家族共々5日以上の入院もなく、大事故もなくほとんど保険を使うことがありませんでした。
新車を購入した直後に、あて逃げ、自損事故があり、どちらも自動車保険の車両保険に入っていなかったため、それぞれ10万円以上負担したことがありました。
ちなみに、生命保険文化センターの調査によると、年間払込保険料(民間の生命保険、個人年金保険含む)は男性23.4万円、女性16.8万円、一世帯あたりは38.2万円(平成28年)とのことです。
すぐわかる保険の入り方(自動車保険のぞく)
独身時代
会社で入る健康保険の補償内容はかなり強力です。内容は全国健康保険協会のホームページに詳細が載っています。
それでも不安な方は民間の医療保険に加入されることをお勧めします。
結婚
結婚すればリスクも2倍になります。配偶者と健康保険の補償も確認しながら相談し、将来設計について話し合うことが大事です。
子供誕生時
家族が増えたら、子供が自立するまでにかかる費用をおおよそ計算し、もし親が亡くなった時の備えも検討していく必要があります。
会社から出るお金、社会保険から出るお金もありますので、民間の保険に入る場合は、日々の家計も考慮し月々の保険料の負担額が多すぎないように検討しましょう。
住宅購入時
住宅ローンを利用する方は強制的に保険に入ります。住宅ローンの名義人が亡くなった時に借入金の全額が保険金で支払われます。
台風、洪水などの被害が心配な方は、契約時に補償内容をよく確認しておくことが大事です。
40歳以降
個人年金保険、介護保険など老後や親の介護が必要になりますので その準備も必要となってきます。